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子どもに勉強させながら、不安になる人がいます。 「勉強ばかりさせていて、自由な時間が与えられない。親として最低なんじゃないか?」 「子供は、もっと子どもらしいことをさせたほうがいいんじゃないか?」 「のびのびとやらせてあげられなくて、申し訳ないない・・・」 教育熱心な親だったら、誰でもそんな風に不安になるのではないでしょうか。ですが、教育熱心なことの何が悪いのでしょうか。 少しも悪いことなんてないじゃないですか。 なぜかというと、勉強くらいできなければ、大人になってから困ることが目に見えているからです。 「一流企業だって潰れる時代だから、いい大学を卒業したってアテにならない」 といったことが、よく言われていますね。 ですが、こんな主張を論破するのは、いたって簡単です。 「一流大学を卒業することに意味はないと言いますけれど、では高校と大学では、どれくらい給料が違ってくるのか、ご存知でしょうか」 生涯賃金でいえば、4000万円以上の差が出るという報告もあります。 いい大学を卒業して、いい企業に就職することには、大きな意味とメリットがあります。そして、そのために絶対必要なのが勉強なのです。 教育関係の本を読んでいると、「勉強なんか意味がない!」という乱暴なことを言っている人がたくさんいますが、そんな意見に耳を貸してはいけません。子どもには、小さい頃から、しっかりと勉強するクセをつけることは、ものすごく大切なことです。 あるアメリカの大学で、どういう人ほど収入が高かったのかを調べたところ、収入を予測する上で一番関係が強かったのは、「知性」と「学歴」だっということです。 結局のところ、勉強を頑張った人ほど、収入も多かったのです。地生徒学歴は、成功者へのパスポート。それを得るために、子どもに勉強させることが、悪いことであるはずがありません。 子どもにたくさん勉強させて親御さんたちにとっては、「少しかわいそうだな」などと、子どもに同情することもあるでしょう。 ときには、罪悪感で、胸が締め付けられるような気持ちになることもあるでしょう。 ですが、子どもに勉強させるのをやめてはいけません。 「かわいそうだから・・」なんて勉強をやめさせたら、後でもっと子どもに苦労をさせることになるでしょう。 かわいそうだと思いつつも、それでも心を鬼にして勉強させてください。ビシビシ教えてください。それが間違ったことだとは、思いません。 |
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