メニュー
|
|
親子の愛情は接する時間で決まるわけではない
|
|
女性の中には、「自分が働いてるので、子どもが塾に持っていく手作りの弁当を作って上げられない」といって気を病む人がいますが、子どもというのは、そんなにやわではありません。
|
塾に持っていくお弁当を作って上げられず、コンビニで夕飯を買わせることが悪いかというと、そんなことはありません。なぜなら、自分で夕食を買って食べるのを喜ぶ子どもは、たくさんいるからです。
お金を持って、たった一人の力で買い物をするのは、ドキドキ・ワクワクする体験になります。「はじめてのおつかい」という番組もありますね。子どもにとっては、一人で買い物をするというのは、ちょっとだけ大人の経験できることなのです。
子どもは以外にたくましいものです。
「仕事が忙しくて、子どもをかまってあげられない」
「残業ばかりで、子どもと会話ができない」
そうやって悩んでいる親御さんはたくさんいますが、親が思っているほど子どもはかわいそうでも何でもないものです。
よくある育児書や教育書を読むと、「子どもは会話をしないと、子どもの人格形成に悪影響が出る」などと書かれていますが、これは非常に怪しいです。
たとえ短い時間しか、子どもに接することができなくても、週末しか会話ができなくても、親が本気で子どもに愛情をもっていれば、子どもはちゃんとそれを感じ取ってくれます。
「両親から愛されているかどうかわからない」ということが、子どもの不安を高めるという研究報告もあります。
ですから、たとえ子どもと接する時間が短くても、子どもと一緒にいられる時間があるときには、「俺は、お前のことが世界中で一番好きだ!」といって、恥ずかしがらずに子どもに抱きついたり、ホッペにキスをしてあげたりすれば、日常的にかまってあげなくても、それほど気にすることはないでしょう。
人間関係というのは、接する時間の長さで決まるわけではありません。
お互いの間に流れる気持ちや思いやりが重要なのです。
|
おすすめサイト
|