一流になる子どもの育て方
幼少期の心理について知っておこう
手遅れにならないためのしつけ講座
子育て・しつけのコツは、子どもの可能性を信じること
子どもの癖、態度の心理から見た子育て法
正しい子育ての方法・しつけ方
子育て・教育には円満な夫婦、親子関係が大切

効率だけがすべてではない


無駄なこと、無意味なことを繰り返すのも意味がある


最近では効率や能率を重視する傾向がありますが、本当は無駄なように見えるもの、あるいは、無駄な努力のように見えることがあっても、その無駄こそに意味があるのです。くだらない努力が大切なのです。




私たちは、とかく効率ですとか、能率ですとか、そういうものを重視しています。勉強にしても、仕事にしても、やれ「効率のいい○○法」「できるだけ短時間でうまくやるコツ」みたいな本が売れています。

まるで地道にコツコツやることが、まったく無意味だと言わんばかりです。
ですが、本当にそうなのでしょうか。

ムダなこと、一見すると無意味に見えることも、しっかりした意味があるものです。仕事の大半は「くだらないことの繰り返し」のように思えることもありますが、そういう「くだらないこと」を本気でやらないと力はつきません。

効率を重視すると、地道なこと、くだらないことをやるのはバカだ、ということになってしまいます。

小さな頃から、効率重視で、くだらないことをやっておかないと、社会人になると困ります。「そんなのくだらないよ」「そんなのやりたくないよ」という若者が増えているのは、効率重視の弊害なのではないでしょうか。

たとえば、受験参考書を見ると、「数学の答えがわからないときには、自分で考える時間がもったいないから、さっさと正解を見て、その解法を暗記すればいいんだ」と書かれています。

この考え方に慣れた社会人は、仕事のやり方についても自分の頭で考えることなく、すぐに「正解」を求めようとしてしまいます。試行錯誤がムダな作業だとしか思えないのでしょう。

ですが、大人になればわかるのですが、この世に「正解」なんてないのです。

自分で試行錯誤しながら、自分なりに「正解らしきもの」を見つけて満足するしかないのです。仕事術にしろ、文章術にしろ、営業テクニックにしろ、書店に行けばたくさんの本が刊行されていますが、だからといって「これが正解」というものはありません。

本に書かれた知識は、あくまでも手がかりというか、参考にはなりますが、結局は自分なりの「正解らしきもの」を試行錯誤で手に入れていくしかないのです。

この努力を「めんどくさい」と思ってしまうと、いつまでも「正解」にはたどりつけません。
子どもがムダなことをやっていても、横から口を出さないようにしましょう。

「もっとこうするといいよ」
「もっとこうやると、早くできるぞ」
そうやって、すぐに正解を与えてしまうことが、必ずしも良いこととはかぎりません。子どもにムダな努力をさせて、そこから自分の力で何かをつかみ取るという経験をさせることも重要なのです。

イチロー選手は、効率のよい練習方法をしていたから一流のメジャーリーガーになれたのでしょうか。王貞治さんは、どうして世界一のホームラン王になれたのでしょうか。能率を重視して、なるべく少ない練習時間ですませていたのでしょうか。違います。お二人とも、愚直なまでに、地道な練習を繰り返したから、一流の打者になれたのです。

ある博士は、アマチュアのピアニストと、プロのピアニストが、24歳になるまでにどれくらい練習をしているのかを調べたそうです。

その結果、アマチュアが週に3、4時間しか練習してしなかったのに、プロは平均して週33時間もピアノに触れていたことが分かったのです。プロがなぜプロになれたかというと、何のことはない、10倍以上も練習していたのです。

子どもには、くだらないことでも努力できる大人に育てましょう。
効率やら能率にこだわるような人間にさせないことが、結局は、ホンモノの、一流の人間にさせるための条件なのです。



正しい子育ての方法・しつけ方
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