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同性の兄弟(姉妹)は、親しいながらも永遠のライバル
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カインは、神に愛された弟のアベルを殺してしまいました。兄弟、姉妹は親しいながらも生まれついてのライバルなのです。彼らが奪い合おうとしているのは、父母の愛情です。
2人目の子どもが生まれると、急に長男・長女がわがままになり、指しゃぶりをするなどの「赤ちゃん返り」することがあります。これは今まで自分が独占してい親の愛情を奪われたために起きる現象です。赤ちゃんに返ることによって、再び親の注意を引こうというわけです。
一方、2人目の子どもは、長男・長女のことを、頼れる存在として慕いながらもおやの愛情の独占を邪魔するヤツというとらえかたをします。
このような兄弟同士が抱く敵対心やライバル意識のことを「下院・コンブレックス」といいます。カインは、旧約聖書に出てくるイブの子どもの名前で、彼にはアベルという弟がいました。
神はアベルの貢ぎ物は受け取りましたが、カインのものは受け取ってくれません。カインは神に寵愛されるアベルに嫉妬心を抱くようになり、ある日ついて殺してしまいます。
怒った神はカインのことをエデンの東へ追放し、その子孫の額にカインの刻印を付けるという罰まで与えました。
「カイン・コンプレックス」は、異性よりも同性の兄弟(姉妹)の方に強く出ることが分かっています。
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