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年中鏡を見ている子どもは、まわりの目を気にしている証拠です。しかし、それは決して悪いことではありません。鏡を見ないと無気力になり、容姿に構わなくなってしまいます。
ホームや電車の中、そして授業中にもしょっちゅう鏡をのぞき込む子どもたちがいます。心理学的にみると、鏡を見る回数はその人の「公的自己意識」の高さに比例していることが分かっています。「公的自己意識」とは、自分がまわりからどう思われているのかを気にすることです。
また「公的自己意識」の強さは、その人の魅力にも比例するといわれています。
アメリカの大学で、廊下に大きな鏡を設置し、その前を通る女子大生の反応を観察する実験が行われたそうです。すると、まわりから魅力的と思われている学生はほど鏡を見る回数が多かったという結果が出ました。
これは「公的自己意識」の強い人は、どうすれば自分を魅力的に見えるかを熱心に研究しているからだと考えられます。つまり魅力的と思われるのは、彼女の努力の成果だったのです。
それに対し、鏡を見ないでいると無気力になり、自分の容姿やまわりのことにも無関心になっていきます。
子どもを魅力的な人間に育てたいのなら、大いに鏡を見るように勧めましょう。ただし、場所をわきまえることも同時に教えましょう。
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