一流になる子どもの育て方
幼少期の心理について知っておこう
手遅れにならないためのしつけ講座
子育て・しつけのコツは、子どもの可能性を信じること
子どもの癖、態度の心理から見た子育て法
正しい子育ての方法・しつけ方
子育て・教育には円満な夫婦、親子関係が大切

その場しのぎの子どもへのお願いは、あとで後悔


「お願いだからママの言うことを聞いてちょうだい」はダメ


あるピアノの発表会で、小学校2、3年くらいの女の子が、「今日は弾きたくない」などとごねているのを見たことがあります。

そんなときオロオロした母親が「一生懸命練習したのをみんなに聴いてもらいましょう」「お父さんも褒めてくれるわよ」となだめすかしても効果がなく、最後には「お願いだからママの言うことを聞いてちょうだい」と哀願までして、やっと子どもを舞台に連れて行くことができたのです。

そのときの母親の顔には、難事を解決したあとのホッとした表情が浮かんでいましたが、これで一件落着と片付けていいのでしょうか。
これはその場しのぎというより、子どもに悪い影響を残すという意味で、あまりいい解決とは言えないのです。



子どもにお願いをするのは我がままを増長させてしまう


子どものわがままに、一般に、親への依頼心が形を変えて現われたものです。言い換えれば、親をきりきり舞いさせ、親の関心を自分に向けさせることをおもしろがっている面もあるのです。そんなときに、
親が「お願いだから・・・」「頼むから・・・」と子どもに屈してしまうと、子どものわがままがますます増長してしまうのは、言うまでもないことでしょう。

また、この「お願いだから・・・」は、裏返せば「やりたくなければ仕方ないが」ということで、本来しつけは親が主体となって行うものであるのに、その立場を放棄していることにほかなりません。同時に「そこをまげて一つやってほしい」という親のエゴイズムの押し付けも感じられます。

子どもは意外に、こうしたことに敏感です。その影響はすぐには表面に出なくても、親に反発したり、手がつけられないほど我がままな子どもになる下地を、わざわざ親が作っているようものです。

子どもの我がままを絶つには、ときには強行戦法も必要です。たとえば、食事に我がままを言う子どもに対しては、決まった時間に、親が決めたメニューを出し、時間内に食べないと片付けてしまい、次の食事時間までは、子どもが泣こうがわめこうが何も与えません。実際に、これを3日間くらい続けると、出されたものをきちんと食べるようになり、好き嫌いも言わなくなるのです。

また、デパートのおもちゃ売り場でダダをこねる子を、お父さんがうむを言わせずに肩車で連れ出して以来、よけいなおもちゃをせがまなくなったという話も聴いたことがあります。

いずれにしても、親が毅然とした態度を示せば、子どもも我がままは通用しないと悟るのです。それを下手に出れば、親は子どもになめられるだけの話です。



手遅れにならないためのしつけ講座
【親の言うことを素直に聞かせる方法】
小さな過ちはその場で叱り、大きな過ちはあとで諭す
大事なときの注意は正座させて聞かせる
重大な注意ほど、ふだんより低い声で話す
子どものわがままは、最初に断固拒否すれば後を引かない
その場しのぎの子どもへのお願いは、あとで後悔
「ほかの家では」には、「うちは違う」とビシリと言う
言っても聞かないときは、沈黙で応じる
夫婦の考え方の不一致は見せてもよいが、お互いの非難は避ける
ルールで決めた罰は、脅しだけでなく3回に1回は実行する
子どもの要求を断固拒否するのは父親の役割
【我慢することを教える】
「痛かったでしょう」ではなく、「痛くないわね」と応じる
子どもがいたずらを繰り返すときは「代わり」を与える
子どもの要求を退けるには、出まかせを言わず条件を示す
子どもの我がままを直すには、年下の子どもの世話をさせるといい
「疲れて歩けない」ときは、手を貸すよりその場で休ませる
子どもと乗り物に乗るときは、親が座ることに関心を示さない
小さい子の訴えは、「泣き止まないと聞かない」と言い聞かせておく
善か悪かより得か損かで話したほうが、わがままを封じられる



男性心理と女性心理
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