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正しい子育ての方法・しつけ方
子育て・教育には円満な夫婦、親子関係が大切

「痛かったでしょう」ではなく、「痛くないわね」と応じる


何気なく使っている言葉が甘えを助長


母親が子どもに話しかけているのを聞いていると、よくこんな言葉を耳にします。「痛かったでしょう」「頭痛くない?」「熱があるんじゃない?」といった類の言葉です。
たとえば、子どもが転ぶと、走り寄って「痛かったでしょう、大丈夫?」などと言い、ちょっと子どもに元気がないと、すぐ「頭が痛いんじゃない?」などと聞くことが多いようです。

しかし、日ごろ何気なく使っているこういう言い方こそ、子どもの甘えを生み出す一因となっているのです。というのも「痛かったでしょう」「頭痛くない?」という問いかけをすれば、どうしても子どもは、「ウン、痛い」と言いたくなるものです。



質問の仕方で子どもの答えを左右できる


質問の仕方で相手の答えを左右できるというのは、人間心理としてよくある事実です。男性か女性か、判然としない図形を見せて、「これは何に見えますか」と問うのと、「これは女性に見えますか」と問うのとでは、後者の問い方をしたときに、「これは女性の姿である」と答える者が圧倒的に多くなるのです。

要するに、転んでほんとうに痛いと思っていたかどうかはともかく、親のこういう問いかけは子どもに「痛い」という返事を強制してしまうところがあります。

子どもは、少しの痛みくらい我慢するつもりだったのが、親の言葉につい甘えてしまうことになるでしょう。またそれで味をしめてしまえば、しまいには、少しも痛くないのに、痛いと言えば親が可愛がってくれると思って、「痛い」と言い出しかねません。

質問によっては子どもが親の弱みにつけ込んでくる


よく言われるように、日本の親には、子どもを厳しくしつけたいという建て前のうしろに、子どもに甘えてもらいたいという親の無意識の心理の表れであり、「誘導尋問」の一種と考えていいでしょう。親がこういう態度であれば、子どもが親のその弱みにつけ込んでくるのは無理もない話です。

こう考えてみると、同じ場面で「痛かったでしょう」ではなく、「痛くないわね」という形の問いかけをしたほうがいいことがわかってくるはずです。こうすれば、子どもは「ウン、痛くない」と答えるのが自然になるわけで、子どもの甘えを封じ込めるためには、日常のこういった何気ない言葉遣い一つにも気を配ることです。



手遅れにならないためのしつけ講座
【親の言うことを素直に聞かせる方法】
小さな過ちはその場で叱り、大きな過ちはあとで諭す
大事なときの注意は正座させて聞かせる
重大な注意ほど、ふだんより低い声で話す
子どものわがままは、最初に断固拒否すれば後を引かない
その場しのぎの子どもへのお願いは、あとで後悔
「ほかの家では」には、「うちは違う」とビシリと言う
言っても聞かないときは、沈黙で応じる
夫婦の考え方の不一致は見せてもよいが、お互いの非難は避ける
ルールで決めた罰は、脅しだけでなく3回に1回は実行する
子どもの要求を断固拒否するのは父親の役割
【我慢することを教える】
「痛かったでしょう」ではなく、「痛くないわね」と応じる
子どもがいたずらを繰り返すときは「代わり」を与える
子どもの要求を退けるには、出まかせを言わず条件を示す
子どもの我がままを直すには、年下の子どもの世話をさせるといい
「疲れて歩けない」ときは、手を貸すよりその場で休ませる
子どもと乗り物に乗るときは、親が座ることに関心を示さない
小さい子の訴えは、「泣き止まないと聞かない」と言い聞かせておく
善か悪かより得か損かで話したほうが、わがままを封じられる



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