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「仕事は大きなものに取り組め、小さな仕事は自分を小さくする」 といった人がいます。 あなたの今の仕事は、それなりに社会に貢献しているのでしょうが、自分の胸の奥深くに秘めた大きな野望を持っているはずです。 その野望達成のために妻子を捨てるくらいの意気込みで取り組むなら、大きな道が開ける可能性はあります。 本当の開運法はこれしかありません。 ただし、成功率は多く見積もっても五分五分。ようするにそれに賭けるだけの勇気があるかどうかが勝負の分かれ目です。
人生はけっきょくのところ、ウサギとカメのかけくらべです。早いのがいいのか、遅いのがいいのかは、「神のみぞ知る」です。 私たちのような、ちっぽけな人間がとやかくいうことではありません。 だから、負けたっていいのです。 そのときにどんな知恵が働くか、それはそのときになってみないとわかりません。 ヘタな思案は休むに似たり、ということもあります。
よほど欲に目がくらんだか、あるいは「無知」で予測できなかった以外、人生には本来、大きな失敗はないようにできているものです。 もくろみが外れた。 相手が予想外の行動に出たので、こちらが窮地に陥ったなどは、欲が深いか読みが浅いか、はたまた己の不徳のいたすところです。 誰も恨む筋合いのものではありません。しばらく情勢の変化を待つくらいのゆとりがあれば、一天、にわかに朗々とした月も出ることでしょう。
誰だって自分は可愛いし家族も可愛い。だから、どうしても私欲が出たり、何とか良い方向に行かそうと思ったりするのは当たり前ですが、これも程度問題でしょう。 欲望のおもむくままに我が身を委ねないこと、過大な期待をしないことです。 だいたい、人生は思ったほどはよくならないし、思ったほどは悪くならないものです。 しかし、何かの企画を立て、仕掛けるのは、いつも怠らないことが大切です。
心が落ちぶれると皮膚まで衰え、目もトロンとして勢いがなくなります。 しかしこの変化は一朝にはならないから、つまり毎日毎日、目に見えないくらいのゆっくりしたスピードでしか変化しないから、自分の顔色や目つきは多くの場合、他人に指摘してもらうまで気づかないものです。 しかし、他人はめったなことで、 「あなたの顔色や目つき、近ごろ、こうこうこうですよ」 なんて、教えてくれません。 まして「心がヒン曲がっていますよ」なんてこと、絶対に教えることはないでしょう。 ここに人間関係の落とし穴があり、いよいよ焦りが高じて迷いが深まり、ますます貧乏神と仲良しになってしまうのです。 そんなことは決まっていると、誰でも理解はしていますが、自分がそのタイプだとは気が付く人は少ないようです、
「笑う門には福来たる」といいます。 どんな美人でも、ブサイクな人の笑顔には負けます。 その大らかで魅力的な笑いを忘れて久しいとは、すでに貧乏神か孤独坂をせっせと登りつつあると思って間違いないでしょう。 もちろん、誰だって、そんな坂道を登りたくはないはずです。 しかし悩みが重なり迷いが深まると、いつの間にか心がふさぎ顔色が黒ずみ、なかには一夜にして頭が真っ白になったという例もあります。 笑いが表情や肉体の生彩にどれだけ大きな影響を及ぼすか計り知れません。 これがすべて不足不平の積み重ねの結果なのです。 もっと喜びを見つけて、大いに笑うことしか解決の方法がないのです。 |
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