一流になる子どもの育て方
幼少期の心理について知っておこう
手遅れにならないためのしつけ講座
子育て・しつけのコツは、子どもの可能性を信じること
子どもの癖、態度の心理から見た子育て法
正しい子育ての方法・しつけ方
子育て・教育には円満な夫婦、親子関係が大切

しつけに疑問を持ったら、こうすればいい【V】


うまくできない子どもに対してイライラしてしまう


子どもにイライラする自分が許せず、自己嫌悪に陥ってしまうケースがあります。そんなときは、昨日よりほんの少しでも、成長できたところを認めてあげればいいのです。


「何度教えてもうまくできない」と親は時間や心に余裕がないときなどは、思い通りにならない育児にイライラが募ってしまいがちです。特に子どもと向き合う時間が多い母親が、感情的になって怒鳴ってしまい、後から自己嫌悪に陥るというケースはよく耳にします。

ですが、考えてみてください。子どももきっと、親の言う通りにできないことで、ストレスを感じているはずです。「何回もチャレンジしているのに、できない」「昨日は褒めてもらえたけど、今日は怒られてしまうかも」というように、子どもも不安を抱えているのです。

子どもはいつだって、親の期待に応え、新しく覚えた歌を何度も披露しにきたりしませんか?何度もブロックで高いタワーを作ってはいませんか?同じ折り紙を、いくつも折ったりはしていませんか?

それは以前言われた「よく頑張ったね」が嬉しくて、その子にとっての自信のよりどころになっているからです。たとえ今、上手にできていなくても怒らないであげてください。

昨日より少しでも成長が見えたところを認めてあげてください。子どもは失敗からも多くのことを学びます。根気強く、上手にできるまで寄り添ってあげてください。



ご褒美で釣ってもいいの?


ご褒美は一時的にモチベーションを高めますが、永続はしないことと、デメリットもあります。


子どもに目標を達成させるため、ご褒美を用意するのは悪くはない手です。しかし、お小遣いやプレゼントを用意するのには限度があります。それに、達成する前に代替品を手に入れたり、ご褒美がほしくなってしまえば、一気にモチベーションもなくなってしまいます。

ところで、ずっと跳べなかった跳び箱が、ついに跳べるようになったときの気持ちをあなたは覚えていますか?跳べるまでの間には「友だちが高い跳び箱を跳んでいるのが羨ましい」「私もあんなふうにかっこよく跳び箱を跳べたらいいのに」という、憧れの感情があったのではないでしょうか。

ほしいものを手に入れるための努力でも成果はありますが、このようになりたい自分になるための努力でも、モチベーションは大きく上がるものなのです。ご褒美ほど派手な演出はありませんが、努力や成功体験から得られる喜びは、実力や自信となって確実に返ってきます。そしてそれは次の努力へとつながるのです。

また、ものを得るためにする努力は一時的で、手に入れてしまえば終わりですが、自分のためにする努力は一生続けられます。ご褒美で釣る方法は、普段やる気のない子どもに対しては一時的な効果は期待できますが、万能ではないということを知っておきましょう。


両親の役割分担はどうすれば?


片方の親が厳しく接するときは、もう片方の親は癒しを担当することです。夫婦で役割を分けて子どもを両面から支えることです。


夫婦で育児に対する意見にズレが生じると、子どもは混乱してしまいます。しかし、夫婦がふたりとも子どもに厳しく接したり、逆に甘やかして何でも子どもの言う通りにしたりというのは、子どもに対して悪影響を及ぼすのです。

たとえば悪いことをした子どもに注意する場合、厳しく注意されると、子どもの中で反発心が生まれてしまい、せっかくの助言も素直に受け入れられなくなります。

このような、注意をされた後で心を閉ざしてしまった子どもに対しては、誰か味方になってあげる役割が必要です。

注意された子どもが落ち着いてきたところを見計らい、注意していないほうの親が声をかけてあげてください。そして、子どもの言い分に静かに耳を傾けてあげましょう。親の立場からすると正しくないことを言っていても、否定してはいけません。それではせっかく開きかけた心が、また閉ざされてしまいます。

じっくりと話し合い、どうするべきだったか解決策を一緒に探してあげましょう。子どもは大人より経験も言葉も足りません。ですから、善悪を教えて指針となる役割と、未熟な部分をフォローして導き手となる役割、その両方が必要なのです。


子どもが反発して言うことを聞かない


反発する子どもに対して感情的に怒るのは悪手です。「イヤだ」と反発する子どもには自分で決めさせることです。


人生において、自分で決定する力はとても大事です。最近、若い人たちの中には自分で物事を決められず、親が決めないと何もできないという人が増えているようです。主体性が満足に育たなかった結果でしょう。

幼い子どもは、自分で物事を判断する力がとぼしいものです。そして正しい決定をできない心は、反発心として周囲に向かうことがあります。「イヤイヤ期」や「第一次反抗期」に手を焼く親は大勢いるでしょう。

何をするにしても反発したい時期の子どもは、どんな決定をするにせよ「嫌だ!」と暴れて、親の言うことを聞きません。AとBのふたつの選択肢があるとして、どちらを選んでも、ましてや選ばなくても嫌だと反発するのですから、親もイライラしてしまうことでしょう。しかし、ここで怒っても何も解決はしません。

このようなときは「どうしたいの?」と聞いて、子どもに自分で本当にやりたいことを決めさせてみてください。「嫌だ」を繰り返す子どもは自分の感情と体がうまく一致していないため、何を決めればいいのかわからないのです。

最初はうまくいかないとは思いますが、自分の本当の気持ちを決める練習をさせ、主体性を伸ばしてあげてください。



一流になる子どもの育て方
【親が子どもにするしつけや育て方の第一歩】
親が子どもに教える育て方の第一歩
両親や祖父母の影響は大きい
幅広い視野を持たせるため、好きなことを応援する
【立派な子どもに育てる生活習慣】
読書や読み書きの生活習慣を持たせる
遊びの時間や挑戦の機会を与える
勉強だけでなく芸術に触れさせたり、家族で出かける機会を増やす
親子や子ども同士でのコミュニケーションが大切
一流に育てる生活習慣とは
【一流に育つ環境づくり】
立派な子どもに育つ環境作りが大切
一流に育てるための部屋作り
自然と触れさせる環境を作る
【子どもを一流に育てるには親の口癖や行動が大事】
親の口癖や言い方が子どもに大きく影響する
一流に育てるには親の口癖や言い方が大切
一流に育てるには褒めるより努力を認める
一流に育てるには親の行動が大切
【やってはいけない、しつけのNG】
子どもにこんな勉強方法はやってはいけない
しつけの誤った認識を改める
子どもに対する親の意識改革が必要
子どもに対して誤ったしつけをしない
言ってはいけないしつけのNGワード
【子どものしつけ、こんなときどうする?】
しつけに疑問を持ったら、こうすればいい【T】
しつけに疑問を持ったら、こうすればいい【U】
しつけに疑問を持ったら、こうすればいい【V】



男性心理と女性心理
しぐさ・癖・見た目でわかる性格・恋愛心理・深層心理
幸せを呼び込む宇宙の法則
生まれ日で分かる性格診断
愛されてモテる「可愛い女性」になろう
恋愛、結婚、離婚、育児問題などの根本的解決法
人相はあなたを映す鏡
大人のための心理学
男と女の恋愛法則
大人の女性の品格は、気品・気づかい・マナーでつくられる
婚活での出会いから結婚までのアドバイス
男の言葉、行動、考え方について質問・教えて?
四柱推命による水先案内

Copyright (C)2018. 子どもの立派な育て方・しつけ方 All rights reserved.